サイクロ減速機緊急修理事例(EVM20-61)

| 対処方法 | 緊急修理 |
|---|---|
| 型式 | 住友製サイクロ減速機 EVM20-61 |
| カスタマーボイス | 減速機が回転不能状態。 操業が停止しているため、とにかく早く復旧したい。 |
| 損傷状況 | ローター軸偏心軸受嵌合部キー溝肥大 |
| 所要時間 | 1week |
| 処置・改造案 | 損傷箇所(ローター軸 偏心体)修正加工 軸受・オイルシール類の取替 |
修理や改造内容の詳しい説明
50年近く前の初期のサイクロ減速機の緊急修理を実施しました。
内部は著しく損傷している状態でしたが、部品供給は停止。
現行品とは取付寸法が全く合わず、納期も2か月以上の機種でした。
設備が止まって操業が出来ない状態であったため、修正加工等を行い、何とか復旧しました。
<施工前>

<減速機内部に多量の鉄粉混入>

<ローター軸キー溝肥大>

<偏心体クリープ>

<ローター軸、偏心体修正加工>

<完成>




