水処理施設攪拌機用軸封部改造事例
対処方法 | 改造事例 |
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型式 | ピラー工業製G1シール G1-FL-60 |
カスタマーボイス | 浄水槽から機械室内への水漏れを改善したい。 |
損傷状況 | |
所要時間 | |
処置・改造案 | 現在の軸封部をグランドパッキン式からG1シール式に改造。 |
修理や改造内容の詳しい説明
浄水場の水処理施設、フロック形成池、緩速攪拌機用の軸封部をグランドパッキン式からG1シール式に改造を行いました。
槽内の攪拌機(軸や羽根)を回すための駆動装置は、槽内の壁を隔てた機械室内にあります。
軸が壁を貫通している為、貫通穴から水が機械室へ漏れてしまいます。
昔の設計は、軸封部がグランドパッキン式が主流でしたが、現在はG1シール式が主流となっています。
改造するために、現地調査を行い、G1シールが取り付けられるように設計・製作し、改造を行いました。
本改造により、機械室内への水漏れがなくなりました。
槽内の写真(この攪拌機を回すための駆動機が壁を隔てた機械室にあります)
施工前 機械室内の写真
軸封部(グランドパッキン式)機械室内への水漏れにより、周辺機械が腐食劣化
分解完了
G1シールへ改造作業中
改造完了